LaTeX
LaTeXの構文などに関するメモです。
エディタはTeXWorkを使用しています。
labelの命名規則
どの情報にラベルを付けたかわかりにくくなるために、明示するのが一般的である。
参照先 | ラベル名の付け方 | 参照方法 |
---|---|---|
図 | \label{fig:名前} |
\ref{fig:名前} |
表 | \label{tab:名前} |
\ref{tab:名前} |
数式 | \label{eq:名前} |
\ref{eq:名前} |
章,節 | \label{sec:名前} |
\ref{sec:名前} |
表の作成
正直、こちらのサイトに頼るのが早い。
表の作成
図の挿入
\begin{figure}[H]
\begin{center}
\includegraphics[height=4cm,width=8cm]{img.png}
\caption{caption}
\label{fig:label}
\end{center}
\end{figure}
- begin{center}-end 中央揃え
- caption キャプションを2行にする場合には以下のように行うと良い。
\caption{\centering Line1 \protect\linebreak Line2}
外部文書ファイルの読み込み
- 外部ファイルを読み込み
- 新規ページとして読み込み
\input{ファイル名}
外部のtexファイルからの読み込み。
.texは省略できる。
1行ずつマージされていく。
\include{ファイル名}
外部のtexファイルを新規ページとして読み込み。
改行,改ページ
- 改行
- 改ページ
\newline
\\
でも同義。\newpage
ファイル分割
卒論のような複数の章立てになる場合は、ファイル分割を行うと効率的である。
全部をコンパイルせずにレイアウトを見ることができる、管理しやすいなどのメリットが挙げられる。
ファイル分割は以下のように行うのが良い。
- メインのtexファイル 出力用のファイル。
- 確認用のtexファイル 確認したいファイルのみここでインクルードしてコンパイルする。
- 各章ごとのtexファイル ここに文章を書いていく。
- imgのフォルダ 画像はここで一括管理を行う。
例として、自分の卒論のファイル分割を示す。
imgが画像を一括管理しているフォルダ
0_~9_までが各章ごとのtexファイル
paper_check.texが確認用
paper_v.texが出力用
である。
実際にはコンパイルを行うともっとたくさんのファイルができる。
箇条書き
箇条書き
\begin{itemize}
\item hogehoge
\item fugafuga
\end{itemize}
番号つき箇条書き
\begin{enumerate}
\item hogehoge
\item fugafuga
\end{enumerate}
数式の挿入
数式の挿入は、1行か複数行かによって異なる。
1行のみ
\begin{equation}
y=x
\end{eqation}
複数行
\begin{eqnarray}
2y&=&2x \\
y&=&x \\
\end{eqnarray}
=の位置を揃える場合は&でくるむことによってできる。また、改行は前述したとおり
\\
である。数式の通し番号削除
\usepackage{amsmath}
をインクルードすることにより
\notag
が使えるようになる。
これを行末につけると通し番号が振られなくなる。
行列
\begin{bmatrix} x&y&1 \end{bmatrix}
2行などにしたい場合は\\
で改行することによりできる。