allgreen998の備忘録

LaTeX

LaTeXの構文などに関するメモです。
エディタはTeXWorkを使用しています。

labelの命名規則

どの情報にラベルを付けたかわかりにくくなるために、明示するのが一般的である。

参照先 ラベル名の付け方 参照方法
\label{fig:名前} \ref{fig:名前}
\label{tab:名前} \ref{tab:名前}
数式 \label{eq:名前} \ref{eq:名前}
章,節 \label{sec:名前} \ref{sec:名前}

表の作成

正直、こちらのサイトに頼るのが早い。
表の作成

図の挿入


\begin{figure}[H]
    \begin{center}
        \includegraphics[height=4cm,width=8cm]{img.png}
        \caption{caption}
        \label{fig:label}
    \end{center}
\end{figure}
                        
  • begin{center}-end
  • 中央揃え
  • caption
  • キャプションを2行にする場合には以下のように行うと良い。
    \caption{\centering Line1 \protect\linebreak Line2}

外部文書ファイルの読み込み

  • 外部ファイルを読み込み
  • \input{ファイル名}
    外部のtexファイルからの読み込み。
    .texは省略できる。
    1行ずつマージされていく。
  • 新規ページとして読み込み
  • \include{ファイル名}
    外部のtexファイルを新規ページとして読み込み。

改行,改ページ

  • 改行
  • \newline
    \\でも同義。
  • 改ページ
  • \newpage

ファイル分割

卒論のような複数の章立てになる場合は、ファイル分割を行うと効率的である。
全部をコンパイルせずにレイアウトを見ることができる、管理しやすいなどのメリットが挙げられる。
ファイル分割は以下のように行うのが良い。

  • メインのtexファイル
  • 出力用のファイル。
  • 確認用のtexファイル
  • 確認したいファイルのみここでインクルードしてコンパイルする。
  • 各章ごとのtexファイル
  • ここに文章を書いていく。
  • imgのフォルダ
  • 画像はここで一括管理を行う。

例として、自分の卒論のファイル分割を示す。

imgが画像を一括管理しているフォルダ
0_~9_までが各章ごとのtexファイル
paper_check.texが確認用
paper_v.texが出力用
である。
実際にはコンパイルを行うともっとたくさんのファイルができる。

箇条書き

箇条書き


\begin{itemize}
    \item hogehoge
    \item fugafuga
\end{itemize}
                        

番号つき箇条書き


\begin{enumerate}
    \item hogehoge
    \item fugafuga
\end{enumerate}
                        

数式の挿入

数式の挿入は、1行か複数行かによって異なる。

1行のみ


\begin{equation}
    y=x
\end{eqation}
                        

複数行


\begin{eqnarray}
    2y&=&2x \\
    y&=&x \\
\end{eqnarray}
                        
=の位置を揃える場合は&でくるむことによってできる。
また、改行は前述したとおり\\である。

数式の通し番号削除

\usepackage{amsmath}
をインクルードすることにより
\notag
が使えるようになる。
これを行末につけると通し番号が振られなくなる。

行列

\begin{bmatrix} x&y&1 \end{bmatrix}
2行などにしたい場合は\\で改行することによりできる。

参考文献

最終更新:2021/06/18