Illustrator
Illustratorとは、レイアウトを行うソフトウェアである。
提供はAdobe。
ベクターデータの画像を扱う。
裁ち落とし
印刷する際に重要となる項目。
規定の大きさの範囲よりも広く描画することで、印刷後の裁断の際に誤差が生じても全面にイラストが来るようにすること。
基本的には3mmに設定する。
アートボードの外の赤いラインまでデータを作る必要がある。
ファンクションキーのイメージ
Shift:複数選択,比率が等しい
Alt:複製,中心が基準
選択ツール
選択、移動、拡大縮小、回転、複製を行う。
選択ツールではオブジェクトのすべてを選択する。
- 選択 オブジェクトのパスをクリック、、もしくは中心点を範囲指定することで選択できる。
- 移動 選択した図形をドラッグすることで移動できる。
- 拡大縮小 バウンディングボックスをドラッグすることにより拡大縮小ができる。
- 回転 バウンディングボックスの四隅にカーソルを合わせ、ドラッグすることにより回転させることができる。
- 複製 Altを押しながらオブジェクトをドラッグすることで、複製ができる。
複数のオブジェクトを選択する場合は、Shiftを押しながら選択する。
ドラッグによる範囲指定でも複数のオブジェクトを選択できる。
属性タブより中心点を表示させなくすることもできる。
Shiftを押しながら拡大縮小を行うと、比率を保持したまま行うことができる。
Altを押しながら拡大縮小を行うと、中心点を基準にして行うことができる。
Shiftを押しながら回転を行うと、45度刻みで回転できる。
Alt+Shiftを押しながらオブジェクトをドラッグすると、縦もしくは横方向に複製ができる。
一度複製したものを、更に等間隔で複製したい場合は、Ctrl+Dでできる。
ダイレクトツール
ダイレクトツールは、オブジェクトの一部を選択することができる。
図形ツール
長方形や多角形、円などのオブジェクトを追加する。
- 長方形ツール 長方形のオブジェクトを追加する。
- 楕円形ツール 円形のオブジェクトを追加する。
- 多角ツール 多角形のオブジェクトを追加する。
- スターツール 星型のオブジェクトを追加する。
- フレアツール フレアのようなオブジェクトを追加する。
対角線をドラッグすることで大きさを決定できる。
もしくは、クリックして幅、高さを数値で入力できる。
Shiftを押しながら配置することで、正方形を描くことができる。
Altを押しながら配置することで、中心から一辺に向けて書くことができる。
四隅の二重丸をドラッグすることで、角丸にすることができる。
Shiftを押しながら配置することで、正円を配置することができる。
ダイレクト選択ツールにより、部分的にRを変えることができる。
ドラッグ中に上キーと下キーを押すことで、頂点の数を変えることができる。
Shiftを押しながら配置することで、等辺多角形が配置できる。
Shiftを押しながら配置することで、デフォルトの星型が描ける。
Ctrlを押すタイミングで内側の頂点を固定できる。
ドラッグ中に上キーと下キーを押すことで、頂点の数を変えることができる。
手のひらツール
表示する作業画面を移送させるツール。
スペースキーを押しながらドラッグすることでもできる。
Altを押しながらマイスホイールを動かすことで拡大縮小できる。
下書きを元にイラストを作る
ファイル > 配置 > 画像ファイルを選ぶ。
ここでテンプレートにチェックを入れることにより、新規のレイヤーとして挿入される。
参考文献
- 【全14回無料講座】イラストレーターの使い方と印刷用データの作り方
- 広田正康(2018)『Illustrator トレーニングブック』ソーテック社.