allgreen998の備忘録

飛騨高山ツーリング

以前から(アニメ化されています)氷菓を見た影響を受け、高山に行きたいと思っていました。大学同期、後輩の計4人で行ってきました。

走行ルート

大宮-高山-郡上-高山-白馬-大宮

詳細

実施日:2020/09/17-19

内容

納車してから初の複数日ツーリングです!天気予報は雨でしたが、それを上回る期待があり、出発から非常にテンションが高かったです。

初日

茨城にある自宅を4:15頃に出発しました。

いや、暗い。
しかし!楽しみなのである!
「脳裏上のクラッカー」を大声で歌いながら集合地点に向かいます。
大学まではもう数十回以上往復しているので、もう特筆することがありません。
通常通り2時間かけて大学に到着です。
集合地点は、大宮に一人暮らししていた頃の家の前です。
部活動でよく集合地点に使われるため「allgreen邸」と呼ばれています。

インカムを繋ぎ、岩槻インターから藤岡JCT経由で松本を目指します。
ここに関しても特筆することなく松本まで到着しました。
強いて言えば、後輩が乗っているCRM250Lの給油ペースがちょうどいい間隔で、休憩に最適だったことぐらいでしょうかw
松本からは国道158号を高山方面に向かいます。
ここからは(基本)1本の峠道です。
標高が上がるにつれ気温も下がっていき、部分部分では寒かったほどです。こういう時に雨具なりがあると便利ですね。
158号は前日の雨で倒木しているため、片側通行になっている場所がありました。
途中、中ノ湯ICから平湯ICまでの有料道路(軽二輪630円)を通り高山の方に降りていきます。
高山に入ったあたりで給油を行いました。しかしここで事件が発生します。
新車でCB250を買った同期が!外装ならしを!とうとう!
Uターンで右側にぱたっとw
マフラーぐらいしか傷ついてないし…と強がっていましたが、しばらくショックを受けてました。
ここも写真を撮っておけばよかったな…w
一人テンションが上がらないまま、飛騨高山の市街地に駐車し、ちょっとだけ散策です。

駐車場はしらけい駐車場というところに停めました。一コマ30分200円ということで、4台をギュウギュウに駐車しました。
屋根もあり、非常に良い駐車場だったと思います。
腰を落ち着かせるために、氷菓の聖地となっているバグパイプにて今後の作戦会議を行いました。

作戦会議の結果、雨予報でしたが予定通り郡上に向かうことにしました。
予定を強行した理由はただ一つ。そう「郡上木履」に行くことです。
そこは、郡上で有名な盆踊りで使用される下駄を作っているところです。
やっぱり下駄ってカッコよくないですか!
その一心でアクセルを回します。
高山からはせせらぎ街道で郡上に向かいます。
後にこの街道の名前は忘れられないものとなることを私たちはまだ知りませんでした。
郡上では安養寺駐車場に停めて散策します。バイクは1台300円です。
まずは郡上木履へ。

これこれ!下駄の大きさと鼻緒を決めると、その場で作ってくれます。
結構作るために力が必要みたいで、大変そうでした…w
4人全員もれなく買いました。

お店の方も非常に温かく、郡上の観光スポットを教えてもらいました。
まずは郡上と言ったらやなか水の小道です。短い区間ではありますが、非常に雰囲気がありました。

また、いがわ小径というのがあり、とんでもない大きさの鯉がいる水路沿いの道があります。

郡上は全体的に雰囲気が良い場所でした。まさに非日常を感じるといったところでしょうか。
旅行にはもってこいだと思います。
ここで雨が降り始めたこと、また宿のチェックインが迫っているということで、もの惜しげに郡上をあとにします。
ここから本来はひるがの高原の方を回って高山に帰る予定でしたが、私が道を間違ったせいでせせらぎ街道をまた戻ることになりました。
これが良かったのか悪かったのか…
郡上を出る頃には土砂降りに、道の駅明宝を過ぎた頃には雷雨にかわりました。
死の危険を感じたため、駐車し民家に駆け込みました。
家主さんは非常に優しく、軒先のみならず中まで入れていただき、またお茶までいただくという…
もう感謝しかありません。
これを期に、困った人には優しくしようと心に決める4人です。
この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました…!
1時間ほどしたら雷は収まったので、お礼を伝えて高山に向かいます。
せせらぎ街道はハイビームにしても前が見えなく、山と空の境目がわからないぐらいに非常に暗かったです。
夜に通る際はお気をつけください。
ずぶ濡れの状態で1泊目の宿、四季倶楽部飛騨高山荘に到着しました。
ここでも受付の方が非常に温かく、バスタオルを余分にお借りしたり、乾燥室を使わせていただけることになりました。
本当に感謝の言葉しかありません…
また泊まりに参ります!

中日

飛騨高山荘にて朝食を頂いた後、出発しました。

強くはないものの、相変わらずの雨模様で気分はなかなかに上がりません。
近くのホームセンターにて少々買い出しを行い、高山観光です。
主目標としては高山陣屋です。
自宅近くにも陣屋跡があり、その影響もあってかどのようなものか気になっていました。
本来、今日は白川郷、富山と観光する予定でしたが、体力的な関係で近場観光になり、棚ぼたです。
陣屋に直行したわけでなく、途中高山市政記念館にお邪魔しました。

そこには電車開通の歴史、科学技術史を堪能できる場所でした。
工業大学生にとっては話題の絶えない空間です。
縁側もあり、雰囲気も堪能できました。

名残惜しくも記念館をあとにし、陣屋に向かいます。
陣屋は高山観光の中心地に溶け込んでいて、最初は気がつかなかったほどです。
(私の感性が鈍いというのは言及しないでいただきたい。)
中は、城などとは違った雰囲気が楽しめます。
全面に畳が敷いてあるなど、まさに時代劇という感じがします。

展示物も多く、陣屋の蔵にも詳しい展示がされていたほどです。
歴史については明るくありませんが、楽しめた場所でした。
陣屋の出口にはみたらし団子屋さんがあります。

1本90円とお手頃価格なのが憎らしいところです。
案の定舌鼓をうち、出発に向け駐車場に向かいます。
しかし、あることを思い出します。
高山といえば歴史的建造物群のみではありません。
そうです。ラーメンです。
遅い昼食ではありますが、中華そば専門店Mにて高山ラーメンを頂きました。

あっさり醤油が高山ラーメンの定番ですが、こちらは胡椒が効いていて非常に私好みでした。
これで(とりあえずは)悔いを残すことはなくなったので、安曇野方面へ出発しました。
道中、アニメ版氷菓にて登場しました煥章館(かんしょうかん)を観光したのみで、特筆することは特にありませんでした。

ここからひたすら二日目の宿に向かいます。
安曇野から北上し、白馬に向かいます。
白馬で中高の同期がホテルを経営しているということで、そちらにお邪魔します。
17時頃、プチホテル志鷹に到着しました。

お風呂をいただき、夕食に向かいます。
夕食はフルコースです。
前菜、スープ、魚、肉、デザートと1から10まで堪能できました。
夜は、ツーリング仲間、同期含め5人で飲み会をしてから床につきました。

最終日

プチホテル志鷹にて朝食のオムレツを頂き、出発します。

最終日はまた大町の方に南下し、黒部ダムを見学しに行きます。
黒部ダムへは扇沢駐車場に駐車して電気バスにて向かいます。

駐車場は車有料、バイク無料ということで、ちょっと特した気分です。
電気バスは30分に1本出ています。事前に予約ができるとのことで、時間が読めたらその手を使うべきだなと感じました。
時間が合わず1時間半ぐらい待ちぼうけを喰ったので、レストランにてかのダムカレーをいただきます。

なんやかんやブラブラしていたら電気バスの時間になりました。
電気バスは基本洞窟の中を進みます。
途中~水というところが有り、工事する際に非常に苦労したポイントとのことです。
15分足らずで黒部ダム駅に到着します。
222段の階段を登っていった先には黒部ダムが広がっていました。

ちょうど前日が雨だったせいか、ずっと放水を行っていました。
水しぶきで虹が見えるなど非常に綺麗な光景です。

ダム近辺にはトンネルを通す際の工事資料が展示されているなど、学べる場所も多々あります。
ダムの上からの風景も綺麗です。
2時間程度で黒部ダムの観光を終え、安曇野に向かいます。
途中、後輩のアドバイスで大王わさび農園に寄りました。

わさびの栽培が行われているだけあって、水が非常に綺麗でした。

特に何かをしたというわけではありませんが、初見だったため良いものが見れたと思います。
これにてとうとう安曇野ICです。
ここから藤岡JCT周りで岩槻まで帰ってきました。
途中謎に40分もSAで休憩してしまったことは内緒です。
岩槻でおり、憩いの場であるジャンクガレッジにてまぜそばを食べて解散です。

総括

納車後1週間のロングツーリングということで、ちょっと緊張していましたが、それを吹き飛ばす楽しさだったと思います。
心残りといえば、総距離1100kmとまずまず短かったところでしょうか。
今度は東北の方をツーリングできたらと思います。
ではでは。

最終更新:2020/9/27